保幼小連携に向けた授業参観・講演(秋田喜代美教授)・交流会~南松尾はつが野学園

 担当の仲谷指導主事(参事)からのレポートです。

南松尾はつが野学園は、今年度、大阪府の道徳教育推進事業実践研究校として、昨年度から進めている保幼小連携と併せて道徳教育の取組みを進めています。

その取組みの一環として、5月18日(水)の午後に、「保幼小連携に向けた授業参観・講演・交流会」が実施されました。

授業は1年生4クラスで行われ、学園の教職員に加え、在籍する1年生の出身保育園、こども園、幼稚園の先生方や校区主任児童委員の方など二十人近くの方々が、リモートで参観してくださいました。授業では、教師が答えや解き方を教えるのではなく、「どうしたらいいと思う?」と問いかけ、子どもたちはその質問に対し、
ペアで話し合いながら考えをまとめ、しっかりと発表することができていました。

その後のリモートでの交流会では、保育園やこども園、幼稚園の先生方から、「園でも話し合い活動に取り組んでいるが、対話的にペアで話し合うことのよさを感じた。」や「ついこの間卒園した子どもたちが、いきいきと学ぶ様子を見ることができてうれしかった。」、「経験してなんぼの園から、学習到達目標のある小学校の違いを感じた。」など、さまざまなご意見、ご感想をいただきました。

最後に、講師としてお招きした学習院大学の秋田喜代美教授から「保幼小連携ではぐくみたい道徳性・規範意識の芽生え」という内容でご講演をいただき、子どもたち自身が学校のきまりを考えたり作ったりする活動についてご示唆をいただきました。

今後の取組みの深まりに期待したいと思います。







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