大賀ハス開花(郷荘中、富秋中、北松尾小、光明台北小、青葉はつが野小)
大賀ハスとは、千葉市にある東京大学厚生農場の地下、およそ2000年前の地層から発掘されたハスの種子が発芽した、古代のハスです。1952(昭和27)年、大賀一郎理学博士の手により、開花に成功したことから、博士の名にちなんで、大賀ハスと名付けられています。
この大賀ハスは、和歌山県紀ノ川市の平池緑地公園内の大賀ハス園から、池上曽根史跡公園に分根していただいた、貴重なハスです。いまから2000年前、弥生文化の花開いた、この池上曽根の地において、2000年の時を超えて開花した、古代のハス・大賀ハスを受け継いでいくものです。大賀ハスの開花は、6月下旬から7月下旬頃で、ピンク色の鮮やかな花を咲かせます。
早朝、静かに開花しはじめるさまは、古代のロマンを感じさせてくれます。
市内の各学校にも分根され、「開花しました」との感動の声も届いています。
池上曽根史跡公園の大賀ハス
郷荘中学校ブログより(R3.7.1)
以前ブログ「万葉の世に想いを馳せて」に書いた、古代ハス(大賀ハス)が開花しました。体育館の入り口で見れます。
北松尾小学校ブログより
R3.6.30 古代ハス(大賀ハス)もすくすく生長しています。
和泉市よりいただいた古代ハスですが、光明台北小学校でもすくすくと生長しています。この古代ハスは日本各地に株分けされ、少しずつ増えてきています。夏の到来とともに、場所によっては開花し始めているところもあるそうです。光明台北小学校の株はまだ小さいので開花するかどうか分かりませんが、これからが楽しみです。
青葉はつが野小学校ブログより