桃山学院大学の実習生が和泉市いずみの国歴史館へ見学に来られました!
桃山学院大学の実習生が和泉市いずみの国歴史館へ見学に来られました!
令和5年(2023)4月15日(土)、桃山学院大学の学芸員課程の学生さんが、和泉市いずみの国歴史館に博物館見学のため来館されました。これは博物館学芸員資格課程教育の一環として、和泉市いずみの国歴史館をはじめ他の博物館や美術館を訪れ、実体験を通して学芸員としての必要な知識や技術を得することを目的とされています。
毎年人数は異なりますが、今年は4名の学生さんが来られました。歴史館での見学は、資料をもとに歴史館の概要を説明、そして展示室へ移動し展示ケース等の説明のあとバックヤードを見学し、最後に現在開催中の春季企画展「「黒鳥村文書」からみた中世社会」を見ていただきました。
学生さんたちは展示解説を聞き熱心にメモを取り、初めて見る博物館の裏側に興味津々のようでした。特に展示ケースの説明で、ケースの開閉の仕方をご覧頂きましたが、ガラス張りの壁面のケースの1箇所を、吸盤を使って引き戸のように開ける方法には、みなさん驚いていました。そして最後の企画展見学では、今回の展示の担当学芸員から解説を受けながら展示をじっくり鑑賞。気になったことを質問する姿も見られました。
これから数カ所の博物館・美術館を見学し、学内でも実際の資料を使っての実習があるそうです。来館された学生の皆さん、無事に学芸員資格を取得できるよう頑張ってください。