地域に開かれた教育課程~黒鳥小学校&「山本産業」様&「ゆかりの里」様
これからの学校には、 社会と連携・協働した教育活動を 充実させることがますます求められます。社会のつながりの中で学ぶことで、 子どもたちは、自分の力で人生や社会を よりよくできるという実感を持つことができます。
地域の企業、施設の皆さまと連携した学びの様子を
黒鳥小学校のブログ (kurotori30izumi.blogspot.com)よりご覧ください。
20220621 たくさんの熱い想いをもって
今日は6年生のSDGsの勉強のために、山本産業の社長さんにご来校いただきました。
山本産業では普通の住宅用のカーペットだけでなく、スポーツ用、乗り物用、土木環境用とさまざまなところで使われるカーペットを作っておられるそうです。
世界最高レベルの防音カーペットを発明されたというお話や、体操競技用のカーペットは山本産業でしか作っていないというお話など、おどろくことばかりでした。
SDGsにもしっかり取り組まれていて、SDGsが本当に世界的な大切な取り組みなのだなぁと改めて学ぶことができました。
2時間目には6年生が『ゆかりの里』に聞き取りに行きました。以下はそのレポートです。
今日は6年生2人で黒鳥町にある「ゆかりの里」を訪問。
高齢者の方のデイサービスの施設です。
「例えば玄関も、バリアフリーではなく、あえて段差のある形をそのままにしています。
『バリア』があることで、日常の動きから体をしっかり動かせるし、ご自宅に戻っても困らないからです。」
日本庭園風の美しい庭など、施設も案内してもらいました。
番号がついているキャップを、番号がついている盤においていくゲーム。集中してやっておられました。
別の和室に通していただき、スタッフの方が丁寧にお話してくださいました。
「わくわくできることがある場所にしたい」
「小学生は、存在自体がパワーでありしあわせなのですよ。」
「スタッフは全員、背中に『紡』の文字を背負ってます。たくさんの人の笑顔を「紡ぐ」ように。どこにいてもこの制服(Tシャツ)に恥ずかしくない人になるようにしています。」
よりよい施設を作るため、たくさんの熱い想いをもって日々努力を重ねておられることがわかりました。
ありがとうございました。