「夏休み 親子で楽しむミュージアム」おかげさまで好評でした!
東京2020オリンピックが閉会しました。日本は、金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個という、過去最多のメダルを獲得したことも取り上げられています。17日間、連日ニュースやテレビで伝えられた選手たちの活躍に、私自身たくさんの勇気と元気をもらいました。
さて、和泉市久保惣記念美術館では、先週末の8月7日(土)に、「夏休み 親子で楽しむミュージアム」が開催されました。会場として使われた、美術館の敷地内にある市民音楽ホール(Ei(アイ)ホール)は、普段はさまざまなコンサートが開催されている場所ですが、当日は大型スクリーンを立てて美術品の画像を大きく投影し、大画面で作品をじっくり鑑賞することができました。
展示室でほんものを見ながら作品を鑑賞するのと、スライドを使って作品を鑑賞するのでは、どこが違うのだろう?と思っていたのですが、絵の一部を隠したり、実際には展示されていない似た絵を比べたりして、作品により興味を持てるような楽しい仕掛けがたくさん工夫されていました。
総勢27人(12組のご家族)が参加されました。小学校1年生から6年生までの子どもたちが、退屈そうにしている様子は少しも見られず、終始熱心に学芸員の話しに耳を傾け、学芸員から投げかけられる数々の質問や問題を、ご家族と一緒になって考えたり、自分の思いや感想を口にしたりする姿がとても印象的でした。