くずし字にチャレンジ!~市史・古文書講座

学校の卒業式のシーズンですが、生涯学習関連の講座も「卒業」の時期を迎えています。文化遺産活用課市史編さん室において、一年を通して開講されていた「古文書講座」が、先日、好評のうちに終了しました。

この講座では、地元和泉市に伝わる古文書をテキストにして、初級編22名、発展編20名の受講生の皆様と、身近な郷土の歴史を読み解きました。

初級編では、江戸時代の府中村の明細帳を読みました。当時の農業の様子や水利環境、村が五つの集落に分かれていたことなどがわかる古文書です。
発展編では、泉井上神社に伝わる江戸時代の古文書、「和泉」の地名の由来ともなった「府中清水」の管理をめぐる水争いの古文書を読み解きました。

 受講生の皆さんからは
「くずし字を読むのはまだまだ難しいが、古文書に書かれたことから年貢や百姓のことが色々わかったのでよかった」
「具体的な和泉市の史料が面白い」
といった感想が寄せられています。

崩し字を読むのがまだ難しくて…。という方にも、昔に郷土に生きた人びとの息吹を感じ、思いを馳せる、楽しい時間となったのではないでしょうか。
古文書講座は、来年度も、形式を変えて開催する予定にしています。新入生、大歓迎!です。詳細は『広報いずみ』4月号をご覧ください。


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