第4回学力向上検討懇話会の議事録〈概要〉を公開中!&教職員への教育長メッセージ
8月3日(水)の本ブログでもお知らせした第4回和泉市学力向上検討懇話会(最終回)の議事録〈概要〉をホームページにアップしていますので、ぜひご覧ください。
また、懇話会での議論を踏まえ、本市の学力向上の新たな施策として、2学期からAIドリル「Qubena」の活用を本格的に進めていきます。
9月2日(金)には私から、全教職員に向け、その導入に込めた思いを激励メッセージとして発信しました。併せてご覧ください。
和泉市で学ぶすべての子どもたちの未来に向け、学校現場と教育委員会、家庭とのつながりをより強固なものとし、子どもたちの学びを保障していきます。
令和4年度和泉市学力向上検討懇話会議事録公開/和泉市 (osaka-izumi.lg.jp)
第4回議事録〈概要〉daiyonkaigijiroku6.pdf (osaka-izumi.lg.jp)
第4回懇話会より
第3回懇話会より
第2回懇話会より
教育長メッセージ
~市立学校教職員の皆さんへ~
新型コロナウイルス感染症第7波の収束が見通せない中、各校の校長先生をはじめ学校現場の皆さんには、子どもたちの学びを止めないよう、感染対策を十分に行いながら、教育活動を進めていただいていること、改めて心より感謝します。
2学期には運動会をはじめとした学校行事もたくさんあります。感染対策と教育活動の両立に十分留意のうえ、子どもたちの成長のため、引き続いての対応をお願いする次第です。
さて、和泉市では令和6年度全国学力・学習状況調査において、全教科で大阪府平均以上という目標を掲げ、学力向上施策に取り組んでいます。その一環として今年度5月から8月に外部有識者の参画による「和泉市学力向上検討懇話会」を開催しました。全4回の議事録の概要に加え、資料を添付していますので是非、内容を確認のうえ、決して目先の点数のみに焦点を当てたものではなく、これからの予測不可能な時代を生きていく子どもたちに求められる資質・能力の育成をめざした議論であったことを皆さんと共有したいと思います。
そして、本懇話会での議論を踏まえ、2学期からAIドリル「Qubena」の活用を本格的に進めていきます。夏季休業中には、「和泉市Q1グランプリ」を開催し、まずは体験の機会を設けましたが、「Qubena」は家庭学習だけでなく、授業をはじめとした学校での活用が重要です。今後は、「個別最適な学び」を保障するツールとして、各校の創意工夫も生まれ、和泉市ならではの質の高いものになることも期待しています。
また、スタディログ(学習履歴)を子ども本人・教員・保護者がリアルタイムで共有できることから、よりきめの細かい個別支援・指導にもつながります。
さらに、ICT活用、GIGAスクール推進と同様、授業改善はもちろん、教材研究、評価の効率化等、働き方改革にもつながるものにしなければなりません。
今年度の全国学力・学習状況調査の結果は、小・中学校ともに昨年度より向上し、まず当面の目標達成には、あとわずかとなっています。和泉市で学ぶすべての子どもたちの未来に向け、学校現場と教育委員会、家庭のつながりをより強固なものとし、子どもたちの学びを保障していきましょう。
最後になりましたが、自らの健康維持はもちろん、ご家族も大切にされ、今後とも和泉の子どもたちのために活躍されることを祈念し、激励のメッセージとします。
令和4年9月2日
和泉市教育長 小川秀幸
※今年度の全国学力・学習状況調査の結果については、各学校で分析のうえ、学校からのおたより、ホームページ等で後日お知らせすることになっています。現時点では公表していませんのでご了承ください。