いずみガラスの風鈴が涼感をお届けしています。~和泉市久保惣記念美術館
連日、猛暑日が続いていますが皆さん体調は崩されていませんか。
和泉市久保惣記念美術館では、今月から少しでも涼しい気分を味わっていただこうと、新館庭園に本市の地場産業である「いずみガラス」でできた風鈴を吊り下げています。
いずみガラスは全て手作りで色・形・音色が一つ一つ異なります。原料は炭酸ソーダ、石粉、鉛に酸化金属などで色を付けています。そのため、いずみガラスは鉄器のような澄んだ音を奏でます。
少し風が吹くと一列にずらっと並んだ風鈴からチリリンと涼しげな音が一斉に奏でられ、来館者の方々からは自然と微笑みがでています。
また、美術館では夏休み企画として、3年ぶりに「びじゅつかんにはなにがある」が復活しました。展示作品に絡んだクイズに答えながら、美術鑑賞するもので、小学生以下が対象です。参加者には美術館にちなんだ粗品を用意しています。
その他、8月11日(金・祝)には大型スクリーンを使って学芸員がわかりやすく展示作品のお話しをする「親子で楽しむミュージアム」も開催します。
冷房が効いた展示室では美術品を、庭園では風鈴で涼感を楽しみながら、一日を美術館で過ごしてみませんか。