校則を見直す~郷荘中学校
校則については、学校を取り巻く社会環境や児童生徒の状況は変化するため、校則の内容は、児童生徒の実情、保護者の 考え方、地域の状況、社会の常識、時代の進展などを踏まえたものになっているか、絶えず積極的に見直さ なければなりません。
郷荘中学校の取り組みを郷荘中学校 校長室から (gosho27izumi.blogspot.com)より紹介します。
2022年7月8日金曜日
きまりを見直す
以前、生徒たちから、「カーディガンなどの上着による体温調整ができるようにしたい」、「授業中先生からの注意喚起がない時間でも、自由に水分が摂取できるようにしてほしい」との要望を聞いていました。きまりについては、学校を取り巻く社会環境や生徒の状況の変化に応じて、見直し等に取組む必要があります。今回、生徒会の方から私あてで『校則に関する要望書』が提出されました。読ましていただくと、要望の趣旨、理由、現在のきまりごとのデメリットを、論理だてて、丁寧な言葉づかいで書かれていることに非常に関心しました。生徒会の先生の伴走のもと、まことに納得できる内容且つ話し合いで決めようとしてくれていたので、校長権限ですぐにでもきまりを変えてもよかったのですが、このルールを自分たちで考えて見直す過程を体験し、今後に役立ててもらいたいと考え、あえて一つずつ丁寧にすすめていきました。
まず生徒会から提出された要望書を職員会議で先生方にも読んでもらいました。よくできた内容ですので、承認を得て次へのステップへ。次のステップは生徒会による全生徒へのアンケート調査。そしてその結果をプリントで報告。最後に今日の6時間目の生徒会タイムで、きまりの見直しとその注意点を放送で説明してくれました。
これからも今回のように、きまりの見直しが必要と考えられることについて、生徒同士が話し合う機会を設けたり、アンケートをしたりするなど、生徒たちが何らかの形で参加し、主体性を培う機会を持ちたいと考えています。
まず生徒会から提出された要望書を職員会議で先生方にも読んでもらいました。よくできた内容ですので、承認を得て次へのステップへ。次のステップは生徒会による全生徒へのアンケート調査。そしてその結果をプリントで報告。最後に今日の6時間目の生徒会タイムで、きまりの見直しとその注意点を放送で説明してくれました。
これからも今回のように、きまりの見直しが必要と考えられることについて、生徒同士が話し合う機会を設けたり、アンケートをしたりするなど、生徒たちが何らかの形で参加し、主体性を培う機会を持ちたいと考えています。